19 Dec 2016
心がぐしゃぐしゃに傷んでいるような時の処方箋は、
有りそうで意外と無いものです。
外出も出来ないほど傷みが酷い時、
ありきたりではありますが、心に癒しを運んでくれそうなCDを聞いたり、
気持ちをポジティブにしてくれる本を読んだりするのも方法です。が、
時間も必要でしょうね。
OSHO ZEN TAROT(和尚禅タロット) は、
カードを鏡として自らを写しつつ、
その時々に必要な気付きや啓示にその人を導くタイプのカードです。
心がどうにもならないとき、このカードを引くと、
曇った心が洗われて行くような気がすることがあります。
何度も引き、絵を見、感じ、そして禅思想に満ちた説明文を読み、
頭と心を洗い続けます。
たとえばこの一枚。
心に涼しい風がフーと、一吹きよぎった気がしました。
絵に描かれている流れ星のように・・・・・・
絵 出典:OSHO ZEN TAROT より
絵が心にすっとフィットし、魅入りました。
説明文は全カードに、解説と補助文の2種類の文章が添えられています。
下記はその解説の方です。
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Existence(存在)
完全という蓮の葉に座っているこの裸の人は、夜空の美しさを見つめています。
彼女は「わが家」というのは外の世界にある物理的な場所ではなく、くつろぎを受け入れることのできる内なる質だということを知っているのです。
星、岩、樹、花、魚や鳥たち———–みんな、生のこのダンスのなかで私たちの兄弟姉妹です。
私たち人間はこのことを忘れがちですが、それは私たちが個人的な事柄を追い求め、必要なものは闘って獲得しなければならないと信じているからです。
しかし、究極的には、個として分かれているという私たちの感覚は幻想に過ぎず、心(マインド)の狭い先入観によってつくられたものです。
今こそ、どこにいようとも「わが家」にいると感じる、その並はずれた贈り物を受け入れるようにしているかどうか、見てみる時です。
もし、一方で世間が自分をつかまえようとして躍起になっていると感じていたら、ひと休みするときです。
今夜は外へ出て、星たちをみましょう。
文 出典:OSHO ZEN TAROT より
この「ZEN TAROT」の中には、厳しげな絵柄のカードも何枚か有ります。
そのようなカードが出たとしても、嫌な感じも自分の一部としてありのまま受け入れ見つめてゆく・・・・・というのが、
禅流と言えるでしょうか。
このカードはある種、心のビタミンとも言えます。
引きたいように引き、感じるままに感じてみましょう。
あいにく私の部屋から夜空の星は見えませんが、
心を覆う雲を払って、心の星を探しましょう。
参考図書
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和尚禅タロット
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