20 Apr 2019
始発の近鉄特急で伊勢神宮へ、車窓より日の出。
(2019年1月撮影)
平成がいよいよ終わりますね。
平成が終わるということは
子供の頃からいつも報道の中で当たり前のように見慣れてもいた、昭和皇太子・妃、時代からの両陛下のお姿が拝見出来なくなるということであり、
それは、元号が変わるという実質的なこと以上に、自分的にはいささか寂しさを覚えます。
両陛下は日本の伝統文化的な象徴として重要な役割を担い続けていらしたことは、言うまでも無いのですが、
同時に徳という意味でも、非常に高いレベルの象徴であって下さったと(私感では)感じていました。
徳という面では、お二人はそれぞれに常に並々ならぬ努力をされていらしたのではないでしょうか?
それは(私のただの感覚的or偏見的見方かもしれませんが)、お二人が放つ”オーラ”に現れていたように思います。人徳のオーラと言うべきかもしれません。
(ここで言うオーラは主に周りに放たれる雰囲気、気のようなものと解釈下さい。色彩を帯びて見えることもありますが。)
オーラは、心や行動や常日頃の意識状態や、その時々で変化する感情からも生まれ発せられる、その人の魂&内なるものの表出そのものと見ています。なのでオーラは基本的には嘘をつけません。
報道でしか拝見したことがあいにくありませんが、報道で拝見する限り、お二人のオーラの柔らかな拡がりは、いつも並外れたものがあるように感じていました。
伊勢神宮に、退位のご報告で最後の地方公務としてお出かけのお二人のお姿には、見納め的な感慨も感じました。沿道の各所で集まった人たちも同じ思いだったのでしょうね。
平成が終ろうとする今、庶民の片隅からですが、長い間、お疲れ様でございました、と申し上げたいです。
ゆるやかで穏やかな今後でありますよう、心を込めて、お祈り申し上げます。
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